オランダ移住を機に、長らく放置していたブログを更新するようになりました。
ただ、一番読まれているのはオランダ移住後の記事ではなく、4年前に書いた以下のキヤノン退職記事です。
さらに、ブログの検索キーワードの 1 位も “キヤノン 退職” です。
キヤノンの退職を考えている人が見ているのでしょうか。
しかし、そういう人が本当に知りたいのは、退職記事に書いてあるようなことではなく、退職した後にどうなったか、退職して良かったか悪かったか、ということだと思います。
そこで、今回は
- キヤノン退職後にどのような人生を歩んでいるのか
- ぶっちゃけ退職して良かったか
- 退職して後悔したこと
について書きます。
キヤノン退職後にどのような人生を歩んでいるのか
キヤノンには2008年に入社し、6年1ヶ月在籍していました。
キヤノン退職後は、面白法人カヤックというWeb制作会社に転職しました。
キヤノンで働いている人は知らない人が多そうですが、IT業界ではそれなりに名の知られた会社です。
キヤノン在籍時に個人で14本のiPhoneアプリ、 3本のAndroidアプリをリリースしており、(多分)その経験が買われてiOSエンジニアとして入社しました。
ちなみに、業務ではiPhoneアプリの開発は未経験で、Windowsアプリの開発をしていました。
(※キヤノン→カヤックなiOSエンジニアと聞くと、某有名なあの人を思い浮かべるかもしれませんが、完全に別人です)
カヤックでやったことについては、以下の記事に書きましたので、ここでは省略します。
カヤックでは3年3ヶ月働きました。
オフィスの鎌倉移転を機に都内への転職を決意した結果、なぜかオランダのベンチャー企業へ転職することになり、2017年8月末にオランダへ移住しました。
現在もオランダの会社で働いており、オランダに住んでいます。
仕事はiOSアプリの開発で、ほぼ1日中プログラミングをしています。
業務時間の半分がミーティングや雑務だったキヤノンとは大違いです。
今は会社に出社して働いていますが、そのうち在宅勤務にする予定です。
在宅勤務は未経験なので楽しみです。
ぶっちゃけ退職して良かったか
一言で言うと、良かったです。
特に良いことは、お役所仕事的なことから開放され、自分の好きな仕事(企画、データ分析、設計、コーディングなど)に集中できることです。
また、自分たちの仕事がDAUや継続率などの数字としてすぐに返ってくるのも面白いです。
あとは、残業が完全になく、長期休みも自由に取れ、海外生活もできており、なんとなく考えていた理想的な働き方に近づいてきています。
ちなみに、収入の面で言うと、キヤノンにそのままいたよりは良いです。
ただ、福利厚生は全然ないので、そういうのを含めると同じぐらいかと思います。
今のところ退職して良かったと思っていますが、キヤノンで働き続けるメリットは40代後半か50代以降に感じることだと予想されるので、30年後にはやっぱりキヤノンを退職しなければよかったと思うかもしれません。
退職して後悔したこと
上に書いた通り、現時点ではキヤノンを退職して良かったと思っています。
ただ、後悔したことが一つだけあります。
それは、もっと早く退職すれば良かった、ということです。
IT業界では20代で独立したり、ポジティブな転職でキャリアを積んでいっている人が珍しくありません。
30歳を過ぎてからIT業界に入ったのは、ちょっと遅かったと感じます。
キヤノンでしかできなかった経験も多いのですが、6年は長かったかなと。
過ぎてしまったものは仕方ないので、今後はもっと積極的に自分の理想とする生き方に近づいていこうと思います。
まずは、会社のシェアハウスを脱出してアムステルダムのイケてるエリアに引っ越すところからですね。
キヤノンの設計者は物を作れる人が、もしかしたらいないかもしれないってこと。ショックです。だからあんなことに・・・・・・・・・・
物を作れるうちに、力ある人は退職していくのかもしれませんね。
少ないですが、物を作れる人はいましたよ。自分はソフトウェア系でしたが、ハートウェア系は内製の比率が高いと聞いたことがあるので、ハードウェア系は物を作れる人が多いかもしれません。また、そもそもソフトウェアをばりばり書ける系の人はあまり入社しないので、退職する人もあまりいない印象があります。
あー、はい。ソフトはやはりいないんですな。もー、考え方が浅くてすぐ飛びつくけど失敗するし確認もしないで次工程に渡す。無責任にもほどがあります。そもそも作るからないんだから仕方ないですね。作れないならせめてテストくらいはしたほしいですけど。
誤字多すぎましたね。すみません。作る力ないんだから仕方ないけど作れないならせめてテストくらいはしてほしいですけど。
でした。