2019年2月9日〜3月3日にマルタ共和国でリモートワークしてきました。
今回は、マルタで働いてみた感想とリモートワークするコツを書きます(観光に関しては別途書きます)。
マルタを選んだ理由
まず、マルタをリモートワーク先に選んだ理由は以下です。
- SNSでリモートワーク先を募集したところ、圧倒的1位だった
- 行ったことがない
- 暖かい(オランダ比)
- 昼が長い(オランダ比)
- EU加盟国(通貨がユーロで、入国審査がない)
- 時差が少ない(オランダ比)
- 公用語が英語
- 治安が良い
- アフリカ限定ポケモン「トロピウス 」が出現する
そもそもリモートワークをしたきっかけは、(去年初めてオランダで冬を過ごしたのですが)オランダの冬は寒いうえに昼が短くてつらかったことです。
そのときに、冬の間は他の場所で働くことを決意しました。
そういう経緯があり、緯度がオランダより低い国を絶対条件として候補地を探しました。
また、今回は初めてのリモートワークだったこともあり、生活しやすそうという観点も重視した結果、マルタに決めました。
滞在場所
イムシダのシェアハウスに滞在しました。
事前に Tinder で知り合った人のシェアハウスに空き部屋があるということで、格安(3週間で250ユーロ)で泊めてもらいました。
イムシダは、グジラの南の街で、住宅街という雰囲気でした。
大学や語学学校があるからか、学生も多かったです。
観光客はあまり見かけませんでした。
滞在場所が特殊だったので、観光で来た人とはマルタの印象が違うかもしれません。
マルタの印象
ざっくり言うと
観光地に短期滞在する分には良いけど、住宅街に長期滞在はつらい
です。
良いところ
- 親切
- 治安が良い
- 物価が安い
- 英語が通じる
- 深夜(0時過ぎ)まで開いているコンビニがある
- 英語を勉強している人が多く、交流会が活発に行われている
悪いところ
- バスが来ない
- 車の密度が異常に高い
- マルタ料理やイタリア料理は、両方とも味が濃くて、毎日は飽きる
- トイレに紙を流せない
- ポケストップやジムが少なく、レイドバトルにも人が集まらない
滞在中に一番強く感じたことは、バスに乗れないことです。
マルタには電車がなく、公共交通機関はバスしかありません。
しかし、バスが時間どおりに来ることは滅多になく、あまりにも来ないのでタクシーを使ったことも何回かありました。
特に、平日夕方の時間帯だと、最寄りのバス停は10分に3本バスが来る予定になっていましたが、待ち時間はだいたい10分〜20分ぐらいでした。
まず、通勤ラッシュで道が混んでいるため、5分〜10分に1本くるかどうかという感じでした。
さらに、2本に1本は満員で乗車拒否されました(降りるドアだけ開いて、乗るドアは閉じたまま発車)。
その結果、毎日10分〜20分ぐらいはバスを待たないといけませんでした。
初めのうちは毎日セントジュリアンやスリーマへ行って夕食を食べていましたが、あまりにもバス待ちに時間がかかるため、後半はイムシダ付近で夕食を食べるようになりました。
ずっと家に引きこもって食事も自炊するタイプの人は問題ないと思いますが、自分は外食オンリーで、繁華街で開かれる交流会などにも参加したいタイプなので、移動に時間がかかるのは大きな問題でした。
悪い部分について長く書いてしまいましたが、良いところもあります。
それは、英語を勉強している人が多く、交流会が活発に行われていることです。
マルタは語学留学に来ている人が多く、毎週何かしらの交流イベントが開催されています。
僕も交流会に参加しましたが、すごく良かったです。
オランダの交流会では、僕が英語をあまり話せないと分かった途端みんな冷めてよそよそしくなるのですが、マルタの交流会ではそんなことはなく、みんな頑張ってコミュニケーションを取ろうとしてくれましたし、僕も心が折れずに頑張ることができました。
マルタでリモートワークするコツ
以上をふまえて、マルタでリモートワークするコツは
- 繁華街付近に滞在
することだと思います。
そうすれば、バス移動の必要がなくなり、快適なリモートワークライフを送れるはずです。
また、英語の交流会はセントジュリアンやスリーマで行われることが多いため、そのエリアに滞在すると、昼働いて夜は交流会で英語が勉強できます。
レストランの種類や数は圧倒的にセントジュリアンの方が良いので、予算があればセントジュリアンに滞在することをおすすめします。
ちなみに、首都のバレッタは観光地という印象で、長期滞在には向いてないと感じました。
まとめ
今回は、マルタでのリモートワークの感想とコツを書きました。
次回は、マルタでの観光情報を書こうと思います。