『「Titanium Mobile」で作るiphone/Androidアプリ勉強会』の参加メモ

『「Titanium Mobile」で作るiphone/Androidアプリ勉強会』 http://atnd.org/events/24909
に参加してきました。忘れないうちにメモを残そうと思います。

概要

Web CAT Studio (株式会社リクルートエージェント)主催の Titanium Mobile の勉強会です。
内容は、以下の3つで構成されます。
・Titanium Mobile の説明(Titanium Mobile のエヴァンジェリスト増井雄一郎さん)
・Titanium Mobile を活用したアプリ事例紹介1【Zaim】 閑歳孝子さん
・Titanium Mobile を活用したアプリ事例紹介2【積ん読本】 灰色ハイジさん

Titanium Mobile の説明(増井雄一郎さん)

【実績】
・30万人近い開発者がいる
・3万5000のアプリが公開されている

【できないこと】
・画面の描画系(線を引く、画素操作とか)
・リアルタイム性が必要なゲーム

【特長】
・ObjCやJavaで機能を拡張するModuleを使うことができる
→OpenMobile Marketplace で公開されている
・”Write once, run anywhere” ではなく、”Write once, adapt anywhere” という方針
→結局、プラットフォーム毎に処理を分けて書かないと行けない部分が結構ある。しかし、上記の拡張モジュールをうまく使うことで多様なプラットフォーム上で動かすことが可能となる。

アプリ事例紹介1【Zaim】(閑歳孝子さん)

・2011/7~ 8万ダウンロード
・開発スケジュール
-サーバーサイド3ヶ月
-TitaniumでiOS 3ヶ月
-審査1ヶ月
-機能追加 2ヶ月
・最近の Titanium では CommonJS + シングルコンテキストで実装することが推奨されている

アプリ事例紹介2【積ん読本】(灰色ハイジさん)

・デザイナー、Titanium Mobile で2週間でアプリ「積ん読本」を作った
・アイコンを作るときはめっちゃレイヤーを使う

感想

Titanium は名前と概要ぐらいしか知らない状態で挑みました。
最初の Titanium Mobile の説明で “Write once, adapt anywhere” が意外というか、js 書けばそれで終わりだと思っていたので、世の中そんなに甘くないなーと感じました。

全体を通して、Titanium はクロスプラットフォーム開発というよりは、特定のプラットフォームの開発を js で書けて楽だよ!という印象です。
(プラットフォーム依存していない)共通ロジックを js で書いて使いまわすということはできそうかな。

内容とは関係ありませんけど、着ていった服の色が閑歳孝子さんと被っていて、しまったーという気持ちで一杯でした。何がしまったーかは分かりませんが。。

参加者の7,8割はプログラマーでした。もっとデザイナーや企画の人が増えれば面白いのに。というか、デザイナーや企画の人が集まるイベントに行ってみたい!

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