オランダに移住して1年が過ぎていた

いつの間にか、オランダに移住して1年が過ぎていました。
去年の8月末にオランダに来たので、1年と3ヶ月弱になります。

昨年末時点でのオランダの印象は以下の投稿に書きましたので、今回は今年に入ってからの近況や2年目の働き方などを書きたいと思います。
2017年のオランダの印象まとめ

(ちょっと長いですが、オレンジ色の文章だけ読めば10秒で読み終わります)


アムステルダムへ引っ越し

先程の投稿の最後に、「一刻も早く引越したい」と書きましたが、今年の3月後半に引っ越すことができました。
ちなみに、半年間ほぼ毎日不動産サイトをチェックしていてようやく引っ越せました。
東京にいた頃は、渋谷や恵比寿という比較的住居物件の少ないエリアに住んでいましたが、アムステルダムはそれ以上に物件がありません。

空き物件が出ると、一瞬で応募が殺到します。
まず、応募者は簡単なプロフィールや自己アピールを大家さんにメッセージするという書類選考的なものがありますます。
その書類選考に通ると数日後から1週間後ぐらいに内覧という名の集団面接があり、そこで大家さんに認められて初めて契約を交わすことができるのです。
集団面接の時点で10人以上とかもざらなので、書類選考の段階では数十倍の倍率も珍しくないでしょう。

今住んでいるのはシェアハウスで、ハーフの女の子とゲイと3人で住んでいます。
2人とも日本人で、コンセルトヘボウに出演したこともある本格的な音楽家です。
この3人の中では、明らかに僕だけキャラ負けしています。
なんとかキャラ立ちできるよう、カスタネットを習おうとしたり、サルサ教室に通わされそうになったり、日々奮闘中です。

労働環境

8月から在宅勤務を始めました。
個人的にはリモートワーク否定派で、仕事では一体感を大切にしたいタイプです。
しかし、会社は在宅勤務を奨励しており、自分以外のチームメンバーが全員在宅勤務というのが1年近く続いたある日、「これ、僕が出社する意味ないのでは?」という悟りを開き、在宅勤務を決意しました。

在宅勤務を始めてから3ヶ月ちょっと経ちます。
このわずかな間に、もはや通勤できない体になってしまい、たまに会社から支給される日本食を受け取りに出社しないといけないのが苦痛です。

今にして思うと、30分かけて出社するとか意味がわかりません。
せいぜいポケモンGOのタマゴを孵化させるとか、ポケストップでアイテムをもらうぐらいしか通勤のメリットはないと思います。
(※冬の自転車通勤は強風と寒さで実質的に不可能なため、健康的なメリットも薄い)

また、今の会社で残業をしたことがありません
春夏は月2ペースで海外旅行し、プライベートの時間はほとんど旅行関係のことに使いました。
9月からは旅行も一段落し、読書、アプリ開発、パーティーなどに時間を使えるようになってきました。
そんな時間を使って開発し、先日リリースしたアプリが「山田落とし」です。

iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/yamada-otoshi/id1438865560?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.shunsukeosawa.YamadaOtoshi

どこかで見たような操作感と、山田を落とす斬新さを合わせ持ったすばらしいゲームです。
1年以上に渡るオランダ生活や16カ国への旅行体験をふんだんに活かしています。
日本にいたままでは絶対につくれなかったゲームです。
ぜひプレイして欲しいと思います。

2年目の働き方

この1年間オランダで生活し、働いてみて思ったのは、

あー、はいはい、オランダってこんな感じね。行くところもイベントもそんなにないし、ちょっと飽きてきたわー

です。

というわけで、2年目は、オランダ国外でのリモートワークを積極的に行っていこうと思います。

先ほど書いた通り、今の会社では在宅勤務を奨励しているのですが、事前に言えばオランダ国外でもリモートワーク可能なのです。

とりあえず、オランダの冬は暗くて寒いので、今年の冬はマルタで働くつもりです。

マルタ後の予定は未定なので、おすすめの国や僕に行かせたい国などがあればご連絡ください。
行きますので。

(といっても、ちゃんと働く環境が必要なので、以下の条件でお願いします)

  • オランダと時差が小さい(3時間以内)
  • 治安が良い

最後に

アイキャッチ画像はシンタクラースです。
アムステルダムを2時間以上かけてパレードしていました。
(サンタ風な)おじいさんが白い馬に乗って街を練り歩く姿はオランダならではと言えるでしょう。

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